新年度が始まり、もうすぐ一か月
ごきげんよう☘️
LAMERの看護師、河部です。
新年度が始まり、あっという間に一か月が過ぎようとしていますね。
今年も桜が美しく咲き誇り、春の訪れを感じさせてくれました🌸
さて、病院勤務時代の私にとって、新年度といえば――
- 新人看護師たちがたくさん入職し、ロッカールームに若いエネルギーがあふれる
- 休み希望が少し出しづらくなる
- 新たな師長・主任の就任、それに伴うスタッフの異動、さらには医師の病院間異動もあり、説明や引き継ぎに追われる
- 部署異動した職員に業務を教える立場に。経験年数が上がると、ベテランにも指導する機会が増える
- 3月末の退職者が多く、病棟内の実働人数が不足。夜勤が増えることも
- 新人教育のための資料作成。勤務時間外に行うことも
- 新チームでの活動目標を立案・資料作成。こちらも勤務時間外になることがある
- 「新人の独り立ち」に向け、気を引き締めて全力投球!

このように、4月はまさに「新しい体制で頑張ろう!」という季節ですが、
正直なところ――
- 「毎日疲れる、しかも全然疲れが取れない」
- 「仕事に行くたびに時間外勤務」
- 「春なのに晴れやかな気持ちになれず、業務のことで頭がいっぱい」
そんな風に感じていたのも事実です。
これは、かつて私が病院勤務していた頃の、個人的なリアルな体験談。
特にこの時期は、新しく来た職員が現場に慣れるまで、どうしても一人ひとりの負担が大きくなります。

だからこそ、
次の勤務日までの間に、自分の心と身体をどう整えるか――
これが、毎日を元気に過ごすためのカギなのだと、私は退職後、改めて実感しました。
「今日の疲れは、明日・明後日に持ち越さない!」
もっと早くこのことに気づいていれば、
もしかしたら私は、今もあの病院で働き続けていたかもしれないな…なんて、今こうして書きながら思っています(笑)
これまで私は、体調を崩して動けなくなるまで頑張りすぎた看護師さんを何人も見てきました。
看護師には、頑張り屋さんが本当に多い。(※河部調べです!)
ここで、頑張る看護師のみなさんに、私が大切にしてきた言葉をお伝えします。
「自分の体調管理もできない看護師に、患者さんは看護してもらいたいと思う?」
これは、看護師である母から教わった言葉です。
当時の私は、ハッとさせられました。
まずは自分を大切にすること。
それがプロとしての、そして人としての基本だと感じています。
そしてもう一つ。
新人時代、熱い同期たちと口にしていた言葉――
「楽しくなければ看護じゃない!」
どんな仕事も大変なことはありますが、
「病気」「生と死」という人の営みの本質に向き合う看護師という仕事は、
特に心のエネルギーを消耗します。
それでも、私はこの20年余り、看護師という仕事を心から愛し、誇りに思っています。
頑張りすぎは禁物です。
どうか、自分自身にももっとご褒美をあげてください✨

いきいきと美しく、元気に、楽しく働く看護師が増えれば、
きっと多くの患者さんも、より良い看護を受け、治療に前向きに向き合う力を得られるはず。
そんな未来を、私は心から願っています。