看護師が転職する前に知っておきたい美容・健康ケア

ごきげんよう☘️ LAMER(ラメール)看護師の河部です。

今回はリクエストをいただいた「看護師が転職するときに抱えるストレス」について、私自身の体験を交えながらお話しします。

転職や異動はキャリアにおいて大切なステップですが、その一方で体や心に大きな負担がかかることもあります。

だからこそ、ちょっとしたセルフケアや健康の工夫を知っておくことが、前向きに乗り越えるヒントになります。

看護師が「転職したい」と感じる理由は人それぞれですが、よく聞くのはこんな声です。

  • 想像していた業務と実際が違う
  • 精神的な負担が大きい
  • 激務や人手不足で体力的に限界を感じる
  • 子育てや家庭との両立が難しい
  • 夜勤や不規則なシフトで体調を崩す
  • 給与や待遇に不満がある
  • 職場の人間関係が合わない

私自身も「仕事は好きなのに体がついていかない」と感じたことがあり、それが転職を決意したきっかけでした。きっと同じような経験をされた看護師さんも多いのではないでしょうか。

新しい職場には希望もあるけれど、必ず「慣れるまでの壁」があります。

新しい人間関係

転職するときに一番気になるのは人間関係です。「怖い先輩がいたらどうしよう」「師長さんは厳しいかな」「気軽に話せる同僚はいるかな」…。

こうした不安は、多くの看護師さんが抱えるものです。人間関係が良ければ仕事へのモチベーションが高まりますが、反対にギスギスした雰囲気の職場だと、それだけで出勤するのが憂うつになります。

特に看護師の職場は女性が多く、病棟ごとに独自のルールや雰囲気があり、最初のうちは探り探りで距離感をつかむのに気疲れしてしまうこともあります。

新しい環境

物品や医療機器の配置、薬品庫の場所、さらには緊急時の動線など、環境の違いは小さなことでも大きな不安につながります。

特に急変や救急対応では「必要な物がすぐ手に取れるか」が安全に直結するため、配属初日から必死に環境を把握する必要があります。

薬剤一つをとっても、置き場所や管理ルールが病院ごとに異なるので、「今の職場なら当たり前のようにできていたことが、ここでは通用しない」ということも。環境に慣れるまでの時間は、想像以上に神経を使います。

通勤の仕方

通勤手段が変わるのも地味にストレスです。これまで車通勤だったのに満員電車に乗らなければならなくなったり、始発に合わせて生活リズムを変えなければならなかったり。長時間通勤が加わると、それだけで体力の消耗が大きくなります。

私自身も「もう少し楽に通いたい」と感じて、最終的には職場の近くに引っ越した経験があります。通勤は毎日のことなので、働きやすさに直結する大きな要素です

働く時間が変わる、夜勤の時間が変わる

日勤のスタート時間が30分違うだけでも、生活リズムや体調への影響は大きいものです。

さらに二交代制・三交代制・12時間交代など、病院によってシフト体制も異なり、体が慣れるまでには時間がかかります。夜勤が続けば睡眠の質が落ち、免疫力や集中力も低下しやすくなります。

私もすべての勤務形態を経験しましたが、「どれが楽」というものはなく、どれも体力と気力を大きく消耗しました。勤務時間の変化は、転職後に直面する最大の課題のひとつです。

ライフスタイルの変化

新しい職場では慣れるまで残業が多くなりがちで、「定時で帰れない」「家に着くのが遅くなる」と生活リズムが乱れやすいものです。

その影響で、食事の時間が不規則になったり、家事やプライベートの予定がこなせなくなったりします。

シフト制の看護師にとって、ライフスタイルの安定は心身の健康に直結するので、この変化に対応するのは想像以上に大変です。

カルテやシステムの違い

電子カルテや看護記録のシステムは病院によって大きく異なります。入力方法や画面の構成が違うだけでなく、独自の「ローカルルール」が存在することも多いのです。「前の職場ではこうだったのに…」と感じながら、先輩に一から教わる必要が出てきます。

慣れるまで「誰かに聞かないと業務が進まない」状況が続き、気を使って余計に疲れてしまうこともあります。

新しく業務を覚えなおすこと

中途採用の看護師は「新人ではない」と思われがちですが、その職場特有のルールややり方を知らないため、実際には覚えなおしの連続です。時には「え? そんなことも知らないの?」と驚かれることも…。

私自身もロッカーに注意事項を貼っていただいたことがあり、恥ずかしいやらありがたいやら(笑)。転職先での学び直しは避けられないものなので、柔軟に受け入れる心構えが必要です。

早めの独り立ちを求められること

経験年数があると、新しい職場でも早くからリーダー業務や後輩指導を任されることがあります。「まだ環境に慣れていないのに…」というプレッシャーもありますが、同時にスキルアップのチャンスでもあります。

私は経験を重ねるごとに新しい環境に慣れるスピードも早くなりましたが、それでも完全に馴染むには1〜2年かかることが多かったです。

転職を繰り返して感じたのは、「健康がすべての土台になる」ということ。心と体が整っていないと、仕事も人間関係も楽しめなくなってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、看護師だからこそ大事にしたいセルフケアです。

短時間でできるリラックス法

香りの力は想像以上に大きなもの。ラメールではラベンダーやベルガモットを中心にしたアロマを用いて、副交感神経を整えるサポートをしています。香りを感じながら深呼吸するだけでも緊張がほぐれますし、フットマッサージを取り入れると血流が整い、その日の睡眠の質がぐっと上がります。

シンプルな美容習慣

忙しい看護師さんのために、「短時間で効果を感じやすい」スキンケアや時短メイクのアドバイスを行っています。勤務で疲れていても、ちょっとしたケアで「よし、明日も頑張ろう」と気持ちを切り替えることができます。

ご褒美タイムをつくる

人をケアする立場だからこそ、自分がケアされる時間はとても大切です。ラメールでは、美容点滴やアロマトリートメントなど、内側と外側の両面から整えるご褒美ケアをご用意しています。「誰かに委ねる」時間を持つだけで、心身の緊張がゆるみ、また前向きな気持ちが湧いてきます。

話を聞いてもらう

「院内では話しづらい」「家族や友人にも言えない」…そんな思いを抱えている方も多いはず。ラメールでは、同じ看護師として、仕事や人間関係の悩みに耳を傾けます。安心して本音を話せる場を持つことが、心の整理につながり、気持ちを軽くします。

ラメールには、転職を考えている看護師さんや、新しい環境に疲れてしまった看護師さんが多く来られます。皆さん口をそろえておっしゃるのは、

ここで話したら気持ちが軽くなった

体がスッと楽になったら、また頑張ろうと思えた

ということ。

看護師という仕事は、患者さんに寄り添う分、自分のケアを後回しにしてしまいがちです。でも、誰かに甘えたり、自分の体と心をいたわる時間を持つことは決してわがままではありません。むしろ、看護師として長く働き続けるために必要なことだと思います。

Re’Nurse(リナース)の原点は、「笑顔で働く看護師を増やすこと」です。
年齢やストレスからくる肌・外見・体調の悩みは、一時的な対処ではなく、根本から向き合う“継続的なケア”が必要です。

形成外科専門医と連携し、一人ひとりに合わせた最適なプランを立てること、
勤務が不規則な看護師でも無理なく続けられるよう、在宅訪問とサロンケアを組み合わせること。
こうした体制を整えているのは、看護師が専門職として安心して働き続けられるためです。

ラメールも同じ想いで、看護師である皆さまを支えていきたいと考えています。
身体のケアだけでなく、仕事や人生の悩みも気軽にご相談ください。

(連携ドクター、銀座こもれびクリニックの西嶌先生と)

同じ看護師として、あなたの不安や疲れに寄り添いながら、
一緒に元気と笑顔を取り戻していける場所――それがラメールです。