「エッセンシャルオイルの王様」フランキンセンスの魅力

ごきげんよう☘️ LAMER看護師の河部です。

今回は、私が特に愛用しているエッセンシャルオイルのひとつ、フランキンセンスをご紹介します。
「エッセンシャルオイルの王様」とも称されるこのオイルは、心と身体、肌の健康を優しくサポートしてくれる、まさに“癒しの逸品”です。


古代から人々に愛された香り

フランキンセンスは和名で「乳香(にゅうこう)」と呼ばれ、古くはバビロニアやアッシリアで宗教的儀式の薫香として使用されてきました。

また、古代エジプトではミイラづくりや美容など幅広い用途に使われ、キリスト誕生の際に三賢人が捧げた贈り物の一つとしても知られています。

このオイルは、樹木に傷をつけてにじみ出る樹液を乾燥・結晶化させ、それを水蒸気蒸留して抽出します。植物の「いのちのしずく」ともいえるような、非常に貴重な精油です。


香りの特徴と主な成分

フランキンセンスの香りは、温かみのあるスパイシーさと、木のような落ち着いた清涼感が絶妙に調和しています。
私自身、最初は少しクセを感じましたが、今ではその香りにすっかり魅了されています。

主な成分とその働きは以下の通りです:

  • α-ピネン:心を穏やかにし、リラックスを促す
  • リモネン:柑橘のような高揚感を与える
  • α-ツジェン:独特のハーバルな香りを生む
  • β-カリオフィレン:他の成分の癒し効果を高める

これらの成分が、心身のバランスを整えるフランキンセンスの力を支えています。


心を整える香り

フランキンセンスは、感情の乱れを鎮め、安らぎと安心感をもたらしてくれる香りです。
宗教やスピリチュアルな場面で使われることも多く、瞑想時にも適しています。

私は、手に数滴とってすり合わせ、深く吸い込んだり、ディフューザーで部屋に広げたりして使っています。考えを整理したいときや、心を落ち着かせたいときにぴったりの香りです。


身体へのやさしいサポート

フランキンセンスには、細胞の健やかな働きを助ける作用があり、消化機能や神経系への良い影響も報告されています。
私も、胃の不調を感じたときに、キャリアオイルで希釈して胃のあたりに優しく塗ることがあります。ほんのりと香りが広がり、心地よい安堵感に包まれます。


肌にうるおいとハリを

フランキンセンスには収れん作用や細胞再生を助ける働きがあるとされ、しわやたるみ、開いた毛穴のケアに活用できます。

私は以前、肌断食をする前に、精製水にフランキンセンスを混ぜて化粧水として使っていました。肌がしっとりと落ち着き、自然なハリとツヤが出たのを感じました。


香りとともに、心と身体にご褒美を

フランキンセンスは、ただの「香り」ではありません。心を整え、身体を癒し、美しさを引き出してくれる、まさに自然がくれたギフト
価格は少し高めですが、日常の中で感じられる効果は、それ以上の価値があると私は実感しています。

香りを楽しむだけでなく、塗ったり、ディフューズしたり、瞑想に取り入れたり…。
ぜひ、皆さんもフランキンセンスのある暮らしを体験してみてください♡